ハイドロキノンクリーム

日本で「美白」用の化粧品で使われている成分には、ビタミンC(誘導体)、コウジ酸、プラセンタが有名です。ハイドロキノンは、シミの原因であるメラニン色素の合成を阻止する働きのある成分。ハイドロキノンの美白効果はコウジ酸やアルブチンの100倍とも言われおり、皮膚を紫外線などによる損傷からまもる作用を持っています。日本では2%までの配合が厚生労働省により許可されているため、市販の化粧品にも含有されたものが販売されています。それ以上の濃度のハイドロキノンは病院での処方が必要となります。

ハイドロキノンクリームの効果

シミと呼ばれる色素沈着は、表皮の基底層のあたりにメラニン色素が沈着しています。この層にはメラノサイトと呼ばれるメラニンを作る細胞があり、ハイドロキノンの働きは、このメラノサイトの活性を抑制し、メラニンの産生を抑制することです。また、メラノサイトの中でチロシンという物質からメラニンが作られる過程をブロックすることでメラニンを減少させる働きもあります。お肌に合わない場合は刺激性皮膚炎による赤みやかゆみを伴うことがあります。

ハイドロキノンクリームの使い方
  • 1日2回シミの部分に塗布します。
  • 刺激の少ない石けんをたっぷり泡立てて優しくなでるように洗います。また、洗い流すときにはシャワーをかけるか、皮膚をこすらずにパシャパシャとぬるま湯をかけてすすいでください。皮膚を強くこすらないことが大切です。
  • 洗顔直後は薬剤の浸透性がよいため、直接塗ることで効果が最大限発揮されますが、効き過ぎることもあります。そのため、洗顔後化粧水、を塗った上からハイドロキノンクリームを重ね塗りしてもかまいません。
  • ハイドロキノンクリームはシミの部分にだけ塗ります。
  • レーザー治療後は色素沈着が必ず出るため、レーザー後2~4週間後からは必ずハイドロキノンクリームを使用していただきます。
  • 効果が認められた後も、外用剤を継続していただいて結構です。一旦中止して再開しても効きが悪くなることはありません。
ハイドロキノンクリームの注意点
  • 赤みが強くでたり、皮むけが起こったりすることがあります。 赤みや刺激が強い場合は使用を中止し、必ず医師に相談してください。
  • 必ず朝に洗い流しをしてください。流さずに強い紫外線を浴びると、シミが濃くなる場合があります。 短時間でも日中外出の際は、SPF30以上のUVケアをしてください。
ハイドロキノンクリームの料金
5%ハイドロキノンクリーム 5g 3,000円

初回または再診でハイドロキノンクリームの処方のみの目的で受診されたときは、別途初診料が3,000円あるいは再診料が1,500円必要です。

ルミキシル

ルミキシルは医療機関専売品で、米国スタンフォード大学の皮膚研究者によって開発された新しい成分「Lumixylペプチド」を配合したクリームです。Lumixylペプチドは天然由来のアミノ酸から成るタンパク質で、シミの原因メラニンの生成に関与するチロシナーゼを阻害します。臨床試験では、クリニックでも多く使用されている「ハイドロキノン」より、ルミキシルの方が17倍も高い有効性を持つといわれています。ルミキシルは、部分的に白く色抜けすることなく、肌のキメを整え、肌を引き締め、透明感のある肌へと導きます。ハイドロキノンなどの化学物質はアレルギーを起こすこともあり、敏感肌の方は使用できないというデメリットがありましたが、ルミキシルはハイドロキノンに比べて非毒・非刺激性のため、肌へダメージを与えることが少なく、敏感肌の方にお勧めしています。塗布後も皮膚のバリア機能を損なわないため、日光による肌ダメージを抑えることができます。

ルミキシルは敏感肌の方でもお使いいただけます。ルミキシルのみでお使いいただくのも効果的ですが、施術「トーニング治療」「しみとりレーザー」「ADM治療」などの治療と組み合わせることもおすすめします。

当院では、敏感肌の方、ハイドロキノンで荒れてしまった方、ハイドロキノンの朝の洗い流しが面倒な方に使用を勧めております。

ルミキシルの効果

  • 肌のキメを整える
  • 肌荒れを防ぐ
  • 乾燥を防ぐ
  • 肌にハリ・ツヤを与える

※効果には個人差があります

米国スタンフォード大学の皮膚研究者による臨床実験での結果

メラニン抑制効果においても、ハイドロキノンがわずか6%しか抑制できていないのに対し、Lumixylペプチドは40%もの抑制効果が確認されています。また、製品開封後に品質劣化しにくい点も利点の一つで、多くのスキンケア製品は空気に触れると、製品自体の有効性が失われていきます。ハイドロキノンやビタミンCも酸化するため、初回使用後に有効性が低下してゆきますが、ルミキシルは酸化しません。

シミや小じわは、紫外線や日常のストレスなどによって生じる活性酸素により、メラノサイト内の「チロシナーゼ」という酵素が活性化し、メラニンを生成します。メラニンが生成されると、肌に沈着しシミとなって現れます。“Lumixylペプチド”は、このようなシミ・そばかす発生のもととなるチロシナーゼの働きを抑制します。ハイドロキノンは皮膚のメラニン細胞を壊死させるため、肌への刺激が強いため長期の使用はできません。一方、“Lumixylペプチド”は細胞を刺激することなく、メラニンの生成を抑制しシミ排泄を促進するため肌へのダメージがなく、長期間でも安心してお使いいただけます。

ルミキシルの使い方
  • 朝晩の洗顔後、タオルで水気を拭き取ってから、乾いた肌にルミキシル(豆粒大)を肌全体に塗ります。
  • 化粧水などを使用する前に、直接お肌に塗布することを勧めます。
  • 美容液やナイトクリームはルミキシルを塗った後にお使いください。
  • 日中はSPF30以上の日焼け止めを使用してください。
ルミキシルの注意点

※ハイドロキノンに比べて刺激は少なく症状はでることはありませんが、まれにお肌に合わないこともありますので、赤みや刺激が強い場合は使用を中止し、必ずクリニックを受診し医師に相談してください。

ルミキシルの料金
ルミキシル 9ml 5,000円(税抜き)

※ルミキシルの購入のみで来院されたときは、診察料などはかからず窓口で購入できます。