院内通信

前立腺がん PSA検診の普及 2018.07.07

今回は前立腺癌検診について、

ややかための内容になりますが、
当院のある文京区では数少ない前立腺がん検診を自治体で行っていいないエリアであり、より啓発が必要なのだと実感しています。ブルーリボン運動です。

2015年に前立腺癌は日本人の男性の癌罹患数で第1位になっています
高齢になるにしたがって増える傾向にはありますが、50-59歳でも男性第4位と非常に多くなっています。

血液検査でPSAを測定することでスクリーニングができます。
前立腺がんの5年生存率をみると、進行癌では50%であるのに対し、限局、局所進行癌であれば95%以上でありその差は歴然です。PSAが普及してからは、進行癌で見つかる前立腺がんの割合は劇的に減りました。

まだまだ欧米と比べると日本の前立腺がん検診の普及率は低い状態です。

PSA検診の死亡率低下効果を示したデータです。
PSA検診の前立腺癌死亡低下率低下効果を確定的にしたRCTは、European Randomized Study of Screening for Prostate Cancer (ERSPC)で、観察期間中央値13年で、55~69歳において、21%の死亡率低下効果が認められました。
スウェーデン・イエテボリで行われたRCTでは、50~64歳の男性約2万人の検診群と対照群に振り分け、中央値14年の経過観察の結果、検診群は対照群と比較し44%も死亡率が低下し、検診効果の指標である1人の前立腺癌死亡を減らすために必要な検診受診者数(NNS)は293人と非常に効率がよかったことがしめされました。

【前立腺癌検診の効率】
293人のPSAスクリーニングをおこなえば、1人の癌死が防ぐことができる。
また、12人の前立腺がんの診断をすれば1人の癌死が防ぐことができる計算です。
1人の癌死を防ぐために必要な治療人数は7.6人となります

他の癌検診の検診効率(1人の癌死亡を防ぐために必要な検診受診者数)
大腸がん(便潜血)1173人
乳がん(マンモグラフィー)1339~2000人
前立腺がん(PSA)293人

かなりPSA検診の効率が良いかということが分かります。


一方で、検診受診で過剰診断・過剰治療の不利益を被るリスクがあるため、正しい情報提供が同時に重要です。将来は、新規腫瘍マーカーの開発、低侵襲治療・監視療法の普及により、純利益をさらに大きくできることが期待したいです

対象年齢としては50歳を過ぎたら一度PSAの測定をすすめています。

当院でのPSA検診は1回3000円となっております。
また、排尿でお困りの方は前立腺肥大の検査も含めての診療が可能です。
ご希望の方はお問い合わせください。

しおざわクリニック
文京区茗荷谷
泌尿器科・皮膚科・内科・形成外科・美容皮膚科
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ブルーリボンの看板が目印

テストステロンW杯セネガル戦 2018.06.24

Wカップに盛り上がる中で
男性ホルモン:テストステロンの話を

これまでの研究でテストステロンは勝利すると上昇し、負けると低下することが知られています。これをWinner’s effectと呼びます。このWinner’s effectは試合前にも有効であることが示されています。テストステロンが試合前に高いチームは勝率が高いという研究があるのです。
参照しているサイトでは初戦で負けたチームがグループリーグ突破できるのは10%以下。初戦で勝つことがグループリーグ突破に重要なのです。これはホルモン学的に説明がつくのです。
グループHを見てみましょう。日本とセネガルは勝ちました。両チームともテストステロンが高まっています。コロンビア、ポーランドはまさかの初戦敗退。という状況で、逆にテストステロンは下がっていることでしょう。
日本はポーランド戦よりもセネガルとどう戦うか、がホルモン学的には大事です。セネガルはテストステロン高い状態ですので、ポーランドよりも怖いのです。セネガルに負けないことが次のポーランド戦に重要です。
ポーランドとコロンビア、両者にとっては初戦の負けをどう乗り越えるかにかかっています。負けたチームがテストステロンを正常化するのに有効な方法を研究している論文があります。それは負けたビデオを何度も見返すことです、負けた事実を客観視して「他人事」にしてしまうのです。これでテストステロンは上昇します。
今日ののセネガル戦が大事です。
ポーランド戦はコロンビアに勝つとかなり厄介です。テストステロン一挙に上がりますので。

みんなで応援しましょう!NIPPON

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ビタミンとは 2018.06.03

しおざわクリニック院内通信 Vol.2

開院して1年!!。
1年目はZEROからの形作りであり、無我夢中でかけあがってきた1年でした。
あくまで受動的姿勢で、何が必要なのかを模索して準備して還元しての繰り返し

2年目は! 輪郭ができてきた形にCOLORを付けていきたいと
そのひとつとして院内通信を発信した意図でした。
早速○○1か月あいてしまいましたが(-_-;)

今回の内容としては「Vitamin」
栄養、代謝の専門ではない自分が、開業して予防医療、根本治療をめざそうとおもったときに真っ先に勉強して、いろいろな研究会にも参加しました。
改めて知ることがとても多かったです。
最近は分子栄養学=オルソモレキュラーが注目されるようになり、体調管理、予防医療に大きく貢献する要素のひとつとしてしおざわクリニックでも取り入れていきたいと思っています。
当院のスタッフもサプリメントマイスター、食生活アドバイザーの資格も取得して、スタッフと一緒に皆さんに還元できればいいかなと、おもいます。

ビタミンはほとんどの場合、生体内で十分量つくることができず、主に食料からの摂取で体内に吸収されます。その分、食事内容に大きく依存します。
ビタミンは、体内においてエネルギーの産生やいろいろな標的臓器の機能を発揮するために必要な補酵素としてはたらいています。
したがって、ビタミンが不足すると、そのビタミンを補酵素としてはたらく標的臓器の機能が破綻することになります。

ビタミンは脂溶性と水溶性に分類されます。
脂溶性ビタミン
• ビタミンA: レチノール、β-カロテン、α-カロテン、β-クリプトキサンチンなど
• ビタミンD: エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール
• ビタミンE: トコフェロール、トコトリエノール
• ビタミンK: フィロキノン、メナキノンの2つのナフトキノン誘導体
水溶性ビタミン
• ビタミンB群
• ビタミンB1: チアミン
• ビタミンB2: リボフラビン。ビタミンGともいう。
• ビタミンB3: ナイアシン。ビタミンPPともいう。
• ビタミンB5: パントテン酸
• ビタミンB6: ピリドキサール、ピリドキサミン、ピリドキシン
• ビタミンB7: ビオチン。ビタミンBw、ビタミンHともいう。
• ビタミンB9: 葉酸。ビタミンBc、ビタミンMともいう。
• ビタミンB12: シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン
• ビタミンC: アスコルビン酸
(Wikipedia ビタミン 引用)
水溶性ビタミンは尿などから体の外へ排泄されやすく、脂溶性ビタミンは体の中に蓄積されやすいため、これをふまえておくと、水溶性ビタミンは少量を頻回とるとよいこと、脂溶性ビタミンは油といっしょにとると吸収がよくなります。
問題は「個体差」があること=個人差によって必要な補酵素の量が異なること
・ ビタミンの必要量には個人差がある
・ なにを目的にするかによって、ビタミンの必要量が決まる
・ 現代は食生活が変化して必要な栄養素をとれなくなっている。
・ つきあいで、飲みすぎることも多いし、不摂生している。
・ 現代では野菜に含まれるビタミンの量が減っている。
しおざわクリニックでは問診、血液検査、毛髪検査などを通して必要な栄養素を解析しましょう

サプリメント

しおざわクリニックの院内通信をはじめました 2018.05.01

2017年5月15日に開院してもうすぐ1年がたちます。
たくさんの患者様にご来院頂きスタッフ共々感謝でいっぱいです。

体調が悪いときに行くクリニックなんだけど、
ちょっと寄ってみたくなる雰囲気作り、接遇を大事にして、些細な事でも熱心に診療しています。

特定検診はもちろん、未病を目指した栄養解析ドック(サプリメント指導)、メンズドック(男性ホルモンでよむエイジングケア)も行っています。
美容皮膚科では、低侵襲、継続可能な施術を中心に見た目の若返りをはかっています。親切な説明や、行き届いたお手入れで大変好評です。

今回院内通信をはじめたきっかけとしては、当院を通して様々な最新の医療情報を提供できればと思いはじめました。
内容は日によって変わりますが、

栄養講座:ビタミン、ミネラル、エネルギー、機能性食品(サプリメント)の紹介
メンズヘルス:男性ホルモンの重要性、ED、性機能、不妊、性感染症、がん
美容:しみ、しわ、たるみを中心に最新の施術案内。化粧品の紹介

これらを中心に情報発信をします。
院内通信をとおして、みなさんのご健康にお役に立てればと、またご来院頂けれは幸いです。

院長

しおざわクリニックの健診はメンズドックと栄養解析ドック